2012年2月23日木曜日

超円高の修正? 日本経済新聞2.23日記事を読む

去年の夏から、歴史的な円高です。

我が家でも、外貨買うか~~とか言ってました。
でも、悲しいかな、キャッシュフローが枯渇気味なので実現せず(w



平成23年10月に(75円32銭)、過去最高の円高となりましたが、22日の外国為替市場で
80円、38銭と円安に。

・・・そもそも80円台で円安傾向というのが、過去の為替相場の推移から考えたら異例なんですが。


背景としては、米国の景気回復期待感から、資金が逆流したとの見方が強いみたいです。
となると、ポイントはこんなとこでしょう。(私見です)

米国の経済力が回復する。

① 景気回復期待より、ドル買いが生じる。

つまり、ドル持ってても、通貨価値ないんじゃない?と考えていた人達のリスク回避マネーが
一部、逆流する為、円売り、ドル買いとなり、円安に振れるという事です。)

② 上記①の景気回復期待により、米国内の金利上昇圧力が生じる。

米国の景気が回復するとすれば、政府・市場の金利上昇圧力が高まります。
通貨価値に加えて、米国の金利も上がれば、投資としてはより美味しいということですね。


どうなんでしょう。

スポットの動きは分析できます。
然しまあ、最近の相場は読みにくいです。


① リーマンショック
② ギリシャを筆頭とする、ヨーロッパの財政不安
③ 米国経済減退懸念


いろいろあるけど、情報の非対称性、不確実性で分からんわけですね。

不確実な外生変数のインパクトが大きすぎるのです。



為替を除く、その他マーケットの注目項目

・ 日経平均株価も上がってますね。時間があれば本ブログに備忘用に掲載したいですね。
(今日は有給なのでw)

・ 調整インフレ論。日本銀行が、物価調整(上昇)目標を掲げるという発表がありましたね。
14日の日本経済新聞だったかな?

この議論、私が学生時代(10年前)に既にありました。代表者、クルーグマン教授です。

インフレ・ターゲット論、インタゲ×2 学生だから、読んでました。

効果の程は、果たしてどうなんでしょう。


経済予想モデルの内生変数に、期待値を織り込んでいいと思いますが、実際には
アナウンスメント効果に頼るもので、政策はgiven(所与)ではないですからね。

クルーグマン教授の理論をまた読んでみようかな・・・。


新聞眺めてそんな事、考えてます。

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